※このセミナーは終了致しました。
セミナー内容
ESG投資の広がりやサプライヤーへのCO2削減の要求などにより、企業としてCO2排出量削減活動に取り組むことが現在強く求められております。企業がCO2排出量削減活動を行う上でまずはじめにやるべきは「自社のCO2排出量の定量化」です。CO2排出量の定量化はGHGプロトコルに基づくスコープ1、2、3に分けて算出することがグローバルスタンダードとなっており、算定対象範囲は自社の直接排出だけでなく、サプライチェーン全体の間接排出までを対象とします。スコープ1、2、3算定は複雑で理解が難しく(特にスコープ3)、どのカテゴリをどこまで計算すればよいか、どういったデータを集計し、どのように計算したらよいか、など算定に頭を悩ませている担当者が多いとお聞きしております。Believe Technology株式会社では中小企業から大企業まで幅広くスコープ1、2、3排出量の算定支援をおこなっており、今回実務者の方に向けて『実践的』なCO2排出量計算方法を学んでいただくことを目的としたセミナーを開催する事に致しました。セミナー後半では、算定した排出量について第三者検証機関より検証/保証を受ける際の具体的な方法を、スイスに本拠を置く国際的な検証機関SGSジャパン様をゲストスピーカーとしてお呼びして解説していただきます。
講師:Believe Technology株式会社 代表取締役社長 渡邊 信太郎 氏
Believe Technology株式会社 取締役副社長 角田 翔太郎 氏
【ゲストスピーカー】 SGSジャパン株式会社 其畑 裕一 氏
日時 | 2022年2月7日(月)14:00〜16:00 |
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会場 | ZOOMによるライブ配信 |
参加費 | 22,000円(税込) |
内容 | 第1部.スコープ3を中心としたGHGプロトコルに基づくスコープ1、2、3の実践的計算方法 渡邊・角田【14:00~15:15】 1.基礎知識 ・GHGプロトコルについて ・サプライチェーン排出量計算が求められる理由について ・実際の算定事例について2.排出量計算の手順とDBについて ・具体的な算定の手順について ・排出原単位DBの種類とその特徴について3.スコープ1、2の算定対象範囲と計算方法 ・スコープ1(自社の直接排出)とは ・スコープ1の算定対象範囲 ・工業プロセスによる排出の種類 ・企業がよく該当する項目と計算式 ・スコープ2(電気、熱の使用に伴う間接排出)とは ・スコープ2の算定対象範囲 ・GHGプロトコルと基本ガイドラインのスコープ2の違い4.スコープ3の算定対象範囲と計算方法 ・スコープ3(スコープ1、2以外の間接排出)とは ・カテゴリ1(購入した製品・サービス)について ・カテゴリ4&9(輸送配送【上流・下流】)について ・カテゴリ5&12(自社由来・販売した製品の廃棄物)について ・カテゴリ11(販売した製品の使用)について ・カテゴリ2(資本財)について ・カテゴリ3(燃料及びエネルギー活動【上流】)について ・カテゴリ6&7(出張・雇用者の通勤)について ・カテゴリ10(販売した製品の加工) ・カテゴリ8&13(リース資産【上流・下流】)について ・カテゴリ14&15(フランチャイズ・投資)について ※主要なカテゴリは様々な算定ノウハウをご紹介いたします 5.ビリーブテクノロジーCO2算定支援サービスの内容について 第2部. (特別講演)第三者検証/保証取得の方法について 其畑【15:15~15:30】 第3部. 質疑応答 渡邊・角田・其畑【15:30~16:00】 |